みなさま、こんにちは。
自称【前世はクレオパトラ】の宮地です。
行けるなら
行ってみたいな
エジプトに
というわけで、お金もパスポートもない
こんな私でも行けるエジプトへ行ってまいりました。
《砂の美術館》
http://www.sand-museum.jp/
ここ、その名の通りですが砂像が展示された美術館なんです。
材料は目の前に広がる鳥取砂丘の砂だけ。
展示期間が終わったら崩して、同じ砂を使って次の作品を制作するそうです。
なんとも
懐に優しいだけでなく、地球にも優しい芸術ですね。
せっかくなので、チラリと一部をご紹介します。
この絵、めちゃくちゃ好きです。
THE エジプトって感じしませんか?
「死者の書」に描かれているとかいないとか……のシーンです。
顔が崩れちゃってますけど、これ、わざとなんだそうです。
理由は……すみません、忘れました。
リアリティの追求でしょうか?
知る人ぞ知る、ラムセス2世。
強くてかっこよくて愛妻家。
40代で亡くなる人が多かったこの時代では異例!の90歳まで生きた人物です。
8人の正妃とその他大勢の側室との間に100人以上の子をもうけたらしいんですけど
愛妻家イコール一途なわけではないんですね……。
砂像は直接手で触れることはできませんが、
かなり近くで見ることができます。
本当に細かい部分まで丁寧につくられていて、感動モノ!
撮影している隣で子どもたちがバタバタ走り回っていて
「その振動で崩れちゃったりしないかしら」と内心ヒヤヒヤ。
そんなスリリングな気持ちも味わえちゃいますよ。
ちなみに「砂で世界旅行」をコンセプトにするこの美術館、
エジプト編は2024年1月3日まで。
過去にはドイツやアフリカ、イタリア編などがあって、今後もどんな国のどんな作品が生み出されるのか期待です。
私のように飛行機は怖くて乗れないけど海外に行きたい派のあなた。
ぜひ、行ってみてください。
最後に、日本一の砂場の風景を一枚。
穏やかに見えますが、かなりの強風に要注意です。