今回もAIのお話です。
今回もAIのお話です。

今回もAIのお話です。





ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

北海道支社・制作事業部ライターの山寺です。





以前、「走ることができても、歩くことはできないものは?」というタイトルのブログで、

初めてChatGPTを使用したという記事を書いた私。

ハンバーガーを題材としてポエムを書いてもらったことを、もはや懐かしく感じております。

しかし、そんなんでは時代に取り残されてしまうかもしれないので、今回も今回とてChatGPTを使っていこうと思います!






……と、その前に、皆さまはヘミングウェイが作ったとされる、“世界一短い小説”をご存じですか?

(※作者については諸説あり)








それが『For sale: baby shoes, never worn.』。




一見するとタイトルのように見えますが、これが本文なんです。しかも全文。

その意味はというと、「売ります。赤ん坊の靴、未使用」。

初の出産を控え、ベビー用品を準備する夫婦。

すでに性別は判明しており、名前も決めていた。

この服を着せて、この靴を履かせて、休日は親子3人でお買い物……。

そんな未来を思い描いていた矢先の不幸。

用意した品々を見るたび涙があふれた。

やっとの思いで売りに出せたのは、青のスニーカーだけ。





私はそんなストーリーを想像しましたが、皆さまはいかがでしたか?





いずれにせよ、たった6つの単語だけで情景たっぷりに表現するはすごいですね。

もしくは、そんな短文からストーリーを想像できてしまう読者もまたすごいのかもしれません!




ということで今回は、ChatGPTに短い小説を書いてもらって、そのストーリーに思いを馳せてみよう! の回です。





『海岸で、古い手紙を見つけた。波の音が、二人の約束を運んできた』




将来を誓い合ったカップルがお互いに向けて手紙を書いた。

それぞれの思いが叶うようにと、便箋をビンに詰めて海に流す。

年月は経ち、老父が古いビンを浜辺で見つける。

その中には「ずっと一緒にいようね」とだけ書かれた2枚の便箋。

一方の字の汚さに笑うとともに、久しぶりに見る妻の字に涙した。




この場合ならこんな感じでしょうか。

「古い手紙」と「二人の約束」だけでもう立派なストーリーになってしまうから驚きです。




次はもっと短いものを。




『錆びた自転車、忘れ去られた冒険』




もう使っていない実家の物置。

母の遺品整理をしようと開けてみると、懐かしい品の数々。

青年はふと、埃を被った自転車に目をやる。

塗装は剥がれ、チェーンは錆びついて動きもしない。

かつては近所中を友達と走り回った、自慢の愛車。

横に置いてある傷だらけの補助輪に、スパルタだった父を思い出す。




やっぱり「冒険」という単語の持つストーリー性はすごいですね。「錆びた自転車」との組み合わせもたまりません。




ほかにも、情景たっぷりのAI超短編小説をご覧ください!




『閉じた本、読まれぬ物語』

『消えたランプ、長い夜の静寂』

『凍った池、まだ揺れる魚の影』




さて、皆さまはどんなストーリーを思い浮かべましたか?

背景や設定に凝って、奇想天外な物語を考えるのも一興。

実際にメモ帳などに書いてみるのも面白いですよ! よかったらやってみてください!

以上、最近SNSの140字小説にハマっている山寺でした。
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