みなさまこんにちは。
仙台支社・制作事業部ライターのクリスティーヌでございます。
突然ですが、私は子どもの頃からゲームが大大大好きです!
社会人になって趣味がいろいろ増えた今も、
「彼氏が途切れない女ならぬ、ゲームが途切れない女」を自称して、
だいたい年に10本くらいをゆるーくプレイしています。
単なる遊びと侮るなかれ。
だって、こうは考えられないでしょうか?
多くのクリエイターによって生み出されたゲームとは、
いわばクリエイター魂の集合体であり究極体であると。
これに触れた側もまた、クリエイターとして一皮剥けることが叶うのだと――
そこで今回は、
私がゲームを通して得られた素敵な事柄を紹介し、
ついでにライター職のアピールもしてみたいと思います。
◆その1:シンプルに、文章表現・構成の勉強になる
私が好んでプレイするジャンルが、RPG系。
そのテキスト量は実に膨大で、基本的に誤字脱字や表記揺れはなし。
書き手に対して頭が下がるばかりです。
また、テキストの多くは登場キャラクターたちのせりふ。
各々の性格をしっかりと印象付ける言葉遣い、
場面場面を彩る適切な言い回しなど、
掘り下げて考えてみると奥深いものがあります。
ちなみに、先日クリアした某ゲームリメイク版のヒロインは、
高確率で助詞を省き、
かつ体言止めを多用する傾向に。
これは一体、
ゲーム開発者がプレイヤーに何を訴えかけているのだろう……と分析することで、
自分が作り手側に回ったときの手札が増えるというもの。
そして忘れてならないのが、
物語を傑作たらしめる名シナリオの存在。
涙を誘う感動のシーンだったり、
驚きに満ちたどんでん返しだったり、
それらを最大限に演出するための構成は、
原稿執筆にも活かすことができるでしょう。
◆その2:モチベーションが上がる
長年、ゲームクリア時の感想は主に「ああ面白かった!!」だった私。
しかしライターになってからは、
「こんなにすごいものを世に送り出してくれた方々に、心の底から感謝したい!!」という、
開発側への称賛と敬意が大半を占めるようになりました。
これは私がクリエイターの端くれとして、創作意欲を刺激されている証拠。
「次は私が、誰かの原動力となれるようなものを生み出したい」。
そんな思いに駆られて筆を走らせた経験は数知れません。
◆その3:パロディの元ネタがわかる
パロディとは、元ネタを知っていればこそ楽しめるもの。
私も自分の原稿にしのばせてみたり、
他ライターの原稿で見かけたりと、
パロディに触れる機会がしょっちゅうあります。
それらはゲーム等のサブカルを元ネタに持つケースが多く、
書き手としても読み手としても「やっててよかったあのゲーム♪」とドヤ顔をきめることもしばしば。
なお、私が現在プレイ中のゲームは、発売から約6年経つ『Detroit Become Human』。
作中の某シーンにて、
かの有名なネットミーム「開けろ! デトロイト市警だ!」の出どころと対面し、
ああこれだったのか……と新たな知見を得て感涙にむせびました。
以上、ゲーマーライターとしてのつぶやきでした。
ご清覧、誠にありがとうございます。
ちなみに記事タイトルの問いにセルフ回答すると、私は圧倒的にビアンカ派です。
私と同じビアンカ派の方も、
異なる視野をお持ちのフローラ派の方も、
デボラにルドマン、そしてヘンリーといった第三勢力派の方も、
アクシスビジョンへのご入社を心よりお待ちしております。
それではみなさま、ごきげんよう。