ジェリクルキャッツをご存じかしら?
ジェリクルキャッツをご存じかしら?

ジェリクルキャッツをご存じかしら?





みなさまこんにちは。

仙台支社 制作事業部ライターのクリスティーヌでございます。




先日、お休みをいただいて舞台鑑賞を堪能いたしました。

演目は、『キャッツ』仙台公演です。








『キャッツ』といえば、世界の至るところで愛されているミュージカル作品。

日本では1983年に初演が行われ、瞬く間に大ヒットを記録。

以来40年以上にわたり、劇団四季の代表作のひとつとして知られています。




そんな人気作品ですから、このたびの仙台公演のチケット争奪戦もそれはそれは熾烈なもの。

一般枠での購入を試みた私は非常にシビアな戦いを強いられ、「公休日の土日祝に行けたらいいな」という願いは儚く散っていきました。




そこで作戦を変更。多少は倍率が低い平日昼間の回を狙うことに。

その結果なんとかチケットを入手し、同時に有給休暇もバッチリ取得。

会社では「なぜ休むのか」を聞かれることがないので、

同期ちゃんに自分から「私、『キャッツ』を観に行きますの」とアピールするという浮かれっぷりでした。




こうして迎えた観劇当日。

足を踏み入れた劇場内は、360度どこを見渡しても『キャッツ』の世界。

細部まで作り込まれたセットが抜群の没入感を生み、とても幻想的な気分にさせてくれました。

こんなの、開演前から泣いちゃいますわ。




劇場内で撮った写真の掲載条件は“非営利かつ個人のアカウント限定”だったので、

残念ながらこちらのブログに載せることはできません。

代わりに、私の実家のキャッツをご覧ください。








かわいいですね。

『キャッツ』観劇中、「うちの子に似ている猫はいるかしら」とそっくりさんを探すのは、

猫飼いあるあるだと思っています。




ちなみに、『キャッツ』の鑑賞は私にとって15年ぶり4回目。

おなじみの楽曲に心躍らせる一方で、以前とは違う演出にびっくりする場面も。




個人的にことさら衝撃的だった変更が三つございまして、まず我が最推しキャット四天王のひとり、ラム・タム・タガーの演出。以前は連れ去った女性客をステージまで上げていた記憶がありますが、客席その場のダンスで完結する流れに。次に、こちらも我が最推しキャット四天王に数えられるスキンブルシャンクスのナンバー。ラストがアップテンポのまま終わるようになったとは。最後も最推し四天王からミストフェリーズについてなのですが、彼が歌わない……ですって? まさか後半部分もタガーのパートになるだなんて……!!




失敬。語りすぎました。

一抹の寂しさもあったものの、こうしたアップデートこそが長年支持を集めるゆえんなのでしょう。




また、この素晴らしい舞台を拝見したことでライターとしてもたくさんの学びを得ることが叶いました。キャラの個性を色濃く印象付けてくれる素晴らしい歌詞。女性陣にちやほやされまくりのラム・タム・タガーと周りから凄まじいヨイショを受けるバストファージョーンズの間にグリザベラを挟むことで彼女の悲壮感がいっそう際立つという見事な構成。開幕時に歌われた“ジェリクルソング”の讃美歌パートが一種の伏線回収となる感動のラストシーン。大作を前におこがましいかもしれませんが創作意欲をガンガン刺激され――




失敬。語りすぎました。









さて、今回こうして私の観劇が実現したのは、

アクシスビジョンの「有休はどんどん取得してね!」という社風が追い風となったことは明白です。




そんな頼もしさと楽しさを兼ね備えた弊社で、あなたも一緒に働いてみませんか。

というわけで、来月もう一度お休みをいただき、『キャッツ』を観劇してまいります。

それではみなさま、ごきげんよう。
 
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