走ることができても、歩くことはできないものは?
走ることができても、歩くことはできないものは?

走ることができても、歩くことはできないものは?





ブログをご覧の皆さま、こんにちは。

北海道支社・制作事業部ライターの山寺です。




前回は画像生成AIを使用したという記事を書いた私。

AI技術はこんなにも発展したのか! と目を丸くしたのを昨日のことのように覚えています。




そして「ライターとして文章作成AIは怖くて触れられない」なんて結んだのですが、好奇心とは恐ろしいもの。

おそらく一番有名な文章作成AIである「ChatGPT」が最近アップデートされたということで、ついつい手を出してしまいました。




無料版なので機能に制限はあるものの、普通に楽しく使わせてもらっています!笑

(今回使用したサイトはこちら→https://chatgpt.com/)



もちろん業務の中で触ることはありませんが、

休日や休憩時間などにイジってみると、これが結構面白いんです。




たとえば「9x²-12xy+4y² を素因数分解しなさい」なんて問題。

高校を卒業して幾星霜……の私にはちんぷんかんぷんです(笑)。

しかしこの程度の高校数学であればサラッと解いてしまうのがChatGPTのすごいところ。




すぐに「(3x-2y)²」と答えを導いてくれました!




いやあ、もう完敗ですよ……。こと数学においては。




一方で、ライティングに関してはどうでしょう。

人の心を動かすような、彩りのある文章がお前に書けるのかい? ChatGPTさんよお。




試しに「ハンバーガーを題材にした50字程度のポエム」を書いてもらいました。




~~~~~~~~~~~

路地裏の小さな店に立つ 香りは広がり、街を包む 焼かれる肉の音が響く

パンの上には彩り豊かな野菜たち 赤と緑が奏でる調べ 食欲を誘う旋律

そして、その中心には 熱々の肉が輝く 心を満たす、愛情の一滴

口に運ぶ瞬間、全てが一つになる 街のざわめきも、時の流れも ただ、その一刻に専念する

ハンバーガーは人々を結びつけ 喜びと満足を与える 小さな幸せの証、一口に宿る

~~~~~~~~~~~




もし私がハンバーガー屋さんを開くなら、

この言葉をデカデカと店内に貼り付けるかもしれません。

美味しいハンバーガーは味覚だけじゃなく、五感すべてを刺激するのですね。




ライターとして手直ししたい部分はあるものの、

ChatGPT……なんてオシャレな文章を書くのでしょうか。

普通に心揺さぶられちゃいました!

……と、そんな完璧にも思える代物ですが、苦手なこともあるようで。

柔軟な思考力を求められる「なぞなぞ」や「ひっかけ問題」などがその一例。




そこで、なぞなぞを一問解いてもらいました。




Q 顔の中にあるけど 頭もお尻もある これな〜んだ?

この問題にAIが導き出した答え……それは「コイン」でした。

(そもそも顔の中にない……笑)




そんな謎の回答をした理由として「コインには表と裏があり、

表側には顔が描かれていますが、

裏側にも何らかの図案や数字が描かれています。

そして、コインは円形なので、頭部とお尻部分がありますね」と彼は供述しました。




単語として「顔」「頭」「お尻」を拾えてはいますが、

「顔の中にある(顔のパーツの中で)」の前提条件を理解していないように思えます。




ちなみにこの問題の答えは「目」です。

※目頭と目尻がありますからね!







次に、AIからなぞなぞを出題してもらうことに!




その彼が出してきた問題がこちら↓

Q 走ることができても、歩くことはできないものは何ですか?

AIいわく、この問題の答えは「時計」。

「時計は走ることができますが、歩くことはできない」という謎な回答理由でした笑。

(せめて「時間」なら納得の余地も……ないか笑)




ちなみに私はこの問題に対し、「虫酸」「緊張」と回答しました。

それぞれ慣用的な表現で「虫酸が走る」「緊張が走る」とありますが、

「虫酸が歩く」「緊張が歩く」とは言いませんからね!




その後もいくつかなぞなぞを出題してもらったものの、

どれも意味不明な問題、回答、回答理由ばかり。

やはり、いくらChatGPTといえど、苦手なことはとことん苦手なようです。




数学部門では引けを取りましたが、なぞなぞ部門はライター山寺の完全勝利!

未熟な私に負けるようなら、ChatGPTもまだまだ修行が足りませんね。




これからは寛大な心を持って、彼と向き合っていくとしましょう。

ということで今回は、最近巷で話題のChatGPTを使ってみました!




ちょっと触っただけでも、彼が無限の可能性を秘めているのは明白。

よかったら皆さまも、いろいろと模索してみては?




以上、目覚ましい速度で成長していくAIにライターとし後れを取らないよう、緊張感を走らせる山寺でした。
 
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