こんにちは。
渋谷支社ライターの橘です。
梅雨明けもまだだというのに、東京は酷暑が続いております。
みなさんはいかがお過ごしですか?
私はというと、
家族に「空き巣入った?」と思わせる風貌の自室に積み上がった未読の本や漫画が増えるばかりで、
そろそろ消化していきたい近況です。
ということで今回は、「犬が出てくる個人的偏愛漫画」をご紹介。
・『ご恩は一生忘れません!』北郷 海(講談社)3巻完結
※著作権に配慮し、書影は模写に代えさせていただきました。
素敵な元絵はぜひ検索してご覧ください。
あらすじ:
ある雨の日、
彼女に捨てられ家も失くしたヒモ男の前に、
公務員のシベリアンハスキーが「恩返しに来た」と現れて――
というところから始まる、イケ犬×ヒモ男の同居バディ漫画。
会話劇のテンポのよさ、
ほどよくファンタジーなコミカルさで愉快に読み進められるのですが、
クライマックスでは胸がいっぱいになってしまうんです。
「人がその人らしく在ること」を爽快に肯定してくれる、
そんな優しい物語だと言わせてください。
・『大きい犬』スケラッコ(リイド社)短編集
※著作権に配慮し、書影は模写に代えさせていただきました。
素敵な元絵はぜひ検索してご覧ください。
あらすじ:
旅に出る友人の留守を預かることになった主人公。
その家の目印は、2軒隣の「大きい犬」だという。
いざ向かうと、そこには本当に一軒家ほどの大きさの犬がいて――
青年と、飼い主もおらず名前もない「大きい犬」の心の交流を描いた短編作品です。
話もハートフルで素敵なのですが、
そもそも「犬が家くらい大きい」という設定が素晴らしい!
「犬の体積は大きければ大きいほどいい」といいますからね。
以上、長くなってしまうので2選にとどめます。
どちらも素敵な作品なので、気になった方は読んでみてくださいね。
それでは本日はこの辺で。