プロージット!
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プロージット!


こんにちは。名古屋支社のライター、ナカハラです。




『鬼滅の刃』、『呪術廻戦』、『東京卍リベンジャーズ』……。

アニメ作品の大ヒットがめざましい昨今ですが、私のイチ押しはというと……『銀河英雄伝説』









田中芳樹先生の小説を原作に、1988年からOVAを中心に展開されたアニメシリーズです。

「いや古いな!」と思われた方もいらっしゃるかと思いますが。

2018年から新約版として『銀河英雄伝説 Die Neue These』が製作されているので、フレッシュさでいえば先に挙げた作品とさほど変わりません(謎理論)。

ちなみにその新約版は未視聴なので、以下は旧作についてのお話……。




同作は遠い未来の宇宙を舞台に、専制政治を敷く「銀河帝国」と民主共和制によって成り立つ「自由惑星同盟」との間で起きる紛争を描いたスペースオペラ。

それぞれの陣営にひとりずつ主人公が存在し、指揮官として天才的な能力を持つ両者は、異なる思惑を抱えながら戦乱に身を投じていきます。

両陣営の戦いは第三勢力、自国の政治力学、宗教などが絡み合い、単純な力と力のぶつかり合いにはとどまらない展開に……。

物語は加速度的に面白くなっていくので、徐々に目が離せなくなるでしょう。




またどちらの陣営も主人公は軍人ですが、作中では文民の姿も丁寧に描かれています。

私利私欲のために争いを引き起す政治家、それをデモによって止めようとする市民、住む場所が“戦略拠点”となったことで軍に食糧を剥奪されてしまう難民など……。

戦争が人々の生活にどのような変化をもたらすのか、多角的な視点で表されているところも同作の醍醐味といえます。




そして内容とは直接関係がないものの、超豪華な声優陣も見逃せません。

600名を超える膨大なキャラクターが登場するのにも関わらず兼役はほとんどなく、当時の主だった声優はすべて起用してしまっていたとか……。

日頃からアニメに親しんでいる方なら、間違いなく聞き馴染のある声が画面から聞こえてくるはずです。




さて、そんな同作は前述したようにOVAを中心に展開されたわけですが、現在はありがたいことに各種動画配信サービスにて視聴することができます。

興味が湧いたという方は、ぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。




ちなみに私は本編110話については視聴が完了。

外伝に手を付け始めたところですが、なんと外伝だけでも全52話あるとのことで……。

おかげさまでこれからもステイホームが捗りそうです。
 
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