気づき
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皆さんこんにちは。

東京ライターのフクダです。




先日、油そばなるものを初めて食してみたのですが、あまりのおいしさに感動を覚えまして。

ええ、生まれて二十数年目にして初めての油そば体験をしたのです。




というのもこれまで、「油そば」という言葉が持つイメージに惑わされており、自然と昼食をとる際の選択肢から外れていました。

なにやら油が多くて胃もたれしそうであり、そもそも味の想像がつきづらい。

同じエリアに油そば屋とラーメン屋があった際、検討の余地もなくラーメンに軍配があがるのが常だったのです。




そんな中、社内の油そばフリークより「油そばを食べたことがないだなんて、人生の九割九分九厘損している」とまでは言われておりませんが、

とにかく「油そばはうまい食べ物である」と説かれまして。

昼休憩の折、近場にあった油そば屋に入り、注文をひとつしてみました。









相対するのは初めて。なんならどんな見た目かを知るのも初めて。匂いはおいしそうですが、肝心なのはやはり味。

恐る恐る口に含むと……。




ふぅん…………おいしいじゃん………………。




「そば」というよりも汁なしのラーメンのようなテイスト。

そのまま食べてもおいしい代物でしたが、どうやらラー油やお酢をかけると更においしくなるとのこと。

バトル漫画の敵キャラがごとき変化の多様さに驚きましたが、なによりも以外だったのは想像よりもはるかに食べやすかったこと。

決してギトギトなどはしておらず、お酢が入っているぶんむしろあっさりとしている。




極めつけはそのカロリー。「油そば」という名前に反し、どうやらラーメンの2/3ほどであるのだとか。そ、そんなの実質0カロリーじゃないですか。




と、夢中でぺろりと平らげてしまいました。




この一件で教訓として得られたのは、「イメージによる食わず嫌いはよくない」ということ。




得体のしれぬものを忌避しがちというのは、何も油そばに限ったことではありません。

例えば最近の回転寿司屋では、ハンバーグ寿司やカルビ寿司に留まらず、エビフライ寿司や春巻き寿司などの変わり種のバリエーションが非常に豊富。

それゆえ、「鮮魚の握り以外は寿司とは認めぬ」という寿司警察に糾弾されがちですが、そんな過激派の方々にもどうか同じように広い視野を持って欲しいものですね。




ということでそれでは。以上です。
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